大豆

梅の花のものづくり 食材へのこだわり

大豆

梅の花のものづくりにとって、大豆は欠かせない原材料です。

創業以来大事にしている、口に入れた際のやわらかな食感を実現するために、何百種類とある国産大豆から厳選した大豆を料理・季節によって使い分けています。
大豆は生産者様と直接契約をしたうえで仕入れを行っています。
その中から代表的な大豆についてご案内します。

ユキピリカ

2006年に誕生した北海道産の大豆品種。
寒さに強いというイメージの「ゆき」とアイヌ語で「美しい」を意味する「ぴりか」を組み合わせて命名されました。
梅の花では主に湯葉や木綿豆腐、豆乳を製造する際に使用しています。
最大の特徴は「イソフラボン高含有大豆」であること。
普通の大豆に比べると、イソフラボンが1.5~2倍も多く含まれています。
ただ、決して栄養成分だけで選んだのではありません。
創業者自ら試作品の味を評価したうえで導入が決まりました。

生産者の視点から考えると、ユキピリカは決して栽培しやすい品種ではありません。
さやが弾けて大豆がこぼれ落ちやすく、生産量の減少につながる可能性があるからです。
しかし、生産者の方に梅の花の想いを説明したところ、その内容に共感していただき、今も継続した栽培を行ってもらっています。

トヨマサリ

国産大豆の主産地である北海道を代表するブランドで、「大豆の横綱」と呼ばれています。
梅の花では木綿豆腐や絹ごし豆腐に使用しています。
大豆の美味しさの指標のひとつである「ショ糖含有率」が6.8%~7.7%と他の大豆より高く、その風味と甘味が特徴です。

比較的大粒なため、通常は煮豆などに使われることが多く、固まりにくい性質から豆腐には向かない品種と言われてきました。
しかし製造方法や使用するにがりの選定から見直し、何度も研究を重ね、今では梅の花を代表する製品である豆腐の主要な材料になりました。
固まりにくいという性質を上手く活かすことで、梅の花が目指すやわらかな食感を実現しています。

北海道産の大豆を豆腐の原材料として使用することが一般的ではなかった時代から、生産者との二人三脚で商品開発に取り組んできました。
その結果、今では大豆の卸業者様にも梅の花の豆腐を高く評価していただいています。

関連する商品

嶺岡豆腐

嶺岡豆腐

こだわりの素材と職人の技術によって生み出される味わい

カテゴリから探す

食材へのこだわり

製法へのこだわり

梅の花の想い

開発秘話

関連キーワードから探す